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フレーミング効果って知ってる?

2010/03/03

昨日とあるNPOの発足記念講演で北野 大教授の講義を拝聴してきました。そうです、北野先生はご存知のようにビートたけしさんのおにいさんです。

 

ミーハー的に一番前から2列目にいましたのでよ~くお顔も拝見しましたが、そっくりです(^^)。

しかも、ご本人も言ってましたが、たけしさんと同じようなすっごい早口です。講義中の20%くらいはその瞬間は何を言っておられるか聞き取れなくって前後の話を良く考えて推察しやっと「あ!そう言ってたんか」と理解するほどの感じでした。(でも弟の方が早いから先生でも分らん時があるらしい)

 

1時間半にも及ぶ長い講義でしたが飽きることなく大変面白かったです。そのなかで北野先生が面白い話をされてましたので少しご紹介します。

 

同じ物事でもフレーム(表現する際の形)によって感じ方が変わる。これをフレーミング効果って言います(かなり大雑把ですが)たとえば、ポジティブとネガティブの2つのフレームで考えて見ると・・・・・・(例)あなたが助からない重篤な病ならどうしますか?

 

① ポジティブフレーム・・・・生きるというポジティブな面を強調する。

新しい技術で手術すれば10人に7人の成功率70%で完治します。  手術しますか?YES 90%

                                                     NO 10%                                        

② ネガティブフレーム・・・・死ぬというネガティブな面を強調する。

新しい技術で手術すれば10人に3人の失敗率30%で助かりません。 手術しますか?YES 40%

                                                     NO 60%

という結果が筑波大学の調査で出ています。この①と②は同じ事を言っているにもかかわらずこれだけ回答の差が出ています。つまり本来両方同じであるべきなのにフレーミングの差によって意志決定が変わるということです。すごいですね、ビックリでしょ。

 

このことから私たちが受取っている情報の多くはこの様なフレーミング効果が意図的にかけられたものも沢山あるのではないでしょうか?また、逆になんの意図も無く出された情報も受けて側のフレーミングによって大きな違いを生むことも事実です。(こんなん考えたら寝れへん・・・)

 

講演の最後に大正の物理学者寺田寅彦先生のお言葉をご紹介されていました。

『物事を怖がりすぎたり、怖がらなすぎたりする事はやさしいが正当に怖がる事は、なかなか難しい』

 

すばらしい言葉だと思いました。多様な価値観が存在し、その価値観から多様な情報がもたらされている今の時代にピッタリの言葉だと思います。(これからこの言葉使わしてもらおぅー)