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耐震構造について

リード・アーキテクトが伝えたい直下率と建物バランスについて

衝撃だった熊本大地震

2016年4月に起きた熊本地震はご記憶のことと思います。家が倒壊してしまい、現在も避難所で生活されている方が大勢おられます。 

今回の地震は震度7が短期間に2回も記録されるという前例のない地震であり、1回目の揺れには耐えれた建物も2回目の揺れでは、支えきれずに倒壊してしまった建物が多くありました。さらには、2000年に改訂された新建築基準の住宅でさえ倒壊した建物がありました。中には、耐震等級2の基準を取った長期優良住宅も倒壊してしまいました。しかし、同じ地域の中でもほとんど無傷だった建物も存在します。

 この違いは何なのでしょうか?

   

 

リード・アーキテクトが注目する直下率とは

今回の熊本地震を、建築の専門家が調査していくと今まであまり重要視されていなかった「直下率」の数値が建物の耐震性に大きく影響することが判明しました。

さらには、2000年基準の1.25倍の強度を持つ絶対に倒壊しないと思われていた耐震等級2の住宅が倒壊していたことです。これには住宅業界で衝撃が走りました。人命を守るために定められている建築基準法の根底を揺るがす事例になっております。

この事例への業界の注目度は高く、住宅専門誌の「日経ホームビルダー」がなぜ倒壊に至ったかの原因を究明するため、倒壊した住宅の図面の分析を木造住宅の専門家に依頼しました。その結果、「直下率」の低さが有力な原因の一つではないかと思われるという見解が出されています。

直下率とは1階と2階がつながっている柱や耐力壁の割合のことで、構造的なバランスを評価する重要な指標として使われています。

今回倒壊した住宅の壁量は耐震等級2の必要量を満たしていましたが、柱の直下率が47.5%(適正直下率60%以上)、耐力壁が17.8%(適正直下率50%以上)で、特に耐力壁の直下率が小さいプランとなっていました。それを踏まえた上でリード・アーキテクトでは直下率を考えて設計を行っております。

 

 

これから家づくりを始める方へ

地震で命が守られても地震後に住む住宅に多大な修理費がかかることや、住宅の二重ローン状態になることをどうしても防ぐ必要があると考え、リード・アーキテクトでは建築基準をはるかに上回る独自の設計基準を下記のように定めています。

 柱の直下率60%以上  柱の直下率とは、2階の柱の下に1階の柱がくる率のこと。この率が高ければ高いほど事故の発生率は比例して下がっていきます。リード・アーキテクトでは最低60%以上という高い基準率を仕様としています。
 耐震壁の直下率60%以上 耐力壁の直下率とは、2階の耐力壁の下に1階の耐力壁がくる率をいいます。柱の直下率同様、高い基準率を仕様としています。
 耐震等級3 耐震等級2よりも1.25倍強い。警察署や消防署など防災拠点と同等レベル

 

建築のプロであるならば資産として残せる家、家族の命をしっかりと守ってくれる家づくりをすることが当然の義務だと考えます。

お客様のご要望どおりに設計することは簡単です。

しかしリード・アーキテクトは命を守る家づくりを最優先に考えて設計しております。その考えをご理解いただけるお客様にお家を提供していきたいと思っております。

建ててからでは後戻りできません。ぜひ最良の家づくりをリード・アーキテクトと共に進めてみませんか。

またリフォームをお考えのお客様にも耐震診断をすることで壁や柱のバランスを確認し対策を立てられることをおすすめしております。

リード・アーキテクトでは木造耐震診断士が2名在籍しております。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。