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セルロースファイバー

「断熱材は、住宅にとって命」断熱材の良し悪しで住宅の寿命が決まるといっても過言ではありません。

近年の日本の住宅の寿命が短くなった大きな原因の一つに、断熱材の種類と施工不良による、内部結露があります。


内部結露とは、マイホームの内部など目に見えない壁の中で結露が発生する現象です。結露が発生しても気づかないことが多く、構造体を腐らせます。湿度の高い環境はシロアリが発生しやすく、建物の強度低下や寿命の低下につながります。また、結露によってカビが繁殖し、胞子となって室内に浮遊することで、アレルギーやアトピーの原因になるといわれています。よって、内部結露の起こりにくい断熱材を選び、正しく施工することが住宅を長持ちさせる上で非常に重要になります。

そこで、リード・アーキテクトでは、調湿性能の高い「セルロースファイバー」を採用しています。
また、この「セルロースファイバー」は調湿性能だけでなく、断熱・防音・難燃・防虫に非常に優れた断熱材なのです。

調湿・断熱・防音・防虫に優れた多機能断熱材

リード・アーキテクトの家造りで採用している断熱材、「セルロースファイバー」は優れた特徴を複数もつ、多機能断熱材です。ひとつひとつをきちんとお読みいただき、その良さをご理解ください。

断熱材「セルロースファイバー」の特徴

①結露防止・調湿性能

断熱材:セルロースファイバーには、水分の吸放湿性があります。靴が濡れた時、新聞紙を靴の中に入れた経験はありませんか?

結露経験のある方は、思い出してみて下さい。
木質繊維は生きています。周囲の状態に応じて、水分を吸ったり吐いたりしています。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防止するのです。

セルロースファイバーは外気の湿度が高いときには湿気を吸い取り、乾燥しているときは蓄えた湿気を徐々に吐き出すという、生きている繊維ならではの調湿効果を発揮しますので、部屋の中はいつも快適な湿度に保たれます。

②断熱効果

断熱材:セルロースファイバーは他のファイバー系断熱材より断熱性能が高いだけでなく、吹き込み施工を行うため、セルロースファイバーを偏りなく隅々まで充填することができ、断熱・防音の性能をいかんなく発揮します。

コロラド州の建築大学(デンバー大学)では、セルロースファイバーとグラスウールの実際の断熱性能を試験し、以下の結果を得ました。セルロースファイバー断熱材使用の建物は、グラスウール断熱材使用の建物に比べ、暖房のためのエネルギーが26.4%も少なくて済みます。その断熱性能は、グラスウールと比べ約4割も優れているのです。

断熱材断熱材

③防音・吸音効果

音を吸収するたくさんの小さい穴(多孔性)を持つ断熱材:セルロースファイバーは、車の音や話し声などの騒音をやわらげます。また、高密度に充填することにより、音を伝える役割を果たす空気が少なくなるので、さらに騒音を少なくすることができます。その防音効果はアメリカでは空港周辺の防音材として使用されるほどです。このセルロースファイバーは、35坪程度の家に1.5トン、壁の中に吹き込んでいきます。この密度が防音効果をもたらしてくれます。

そして吸音を可能にするのは、より多孔質(細かい繊維)上のもので覆うのが一番です。布団を何重にもかぶり、大きな声で叫んでみる。本人は一所懸命なんですが、周りにはほとんど聞こえません。これがその原理です。音は空気の振えです。その振えが小さな繊維の中に入ると、その繊維と繊維の中でかき消されてしまう。マスクをしてしゃべると、聞き取りにくくなるのもこの原理でしょう。

騒音レベル吸音率

④難燃効果

アメリカ合衆国において、断熱材であるセルロースファイバーは米国消費者製品安全委員会(Consumer Products Safety Commission, CPSC)の厳しい燃焼性規格に適応していなければなりません。耐火性を確保するために難燃剤が製造過程で添加されます。セルロースファイバーに添加される難燃剤はホウ酸(Boric Acid)で、セルロースファイバーはクラスAの等級を与えられています。

InCide PCセルロースファイバーは、火にさらされても表面が炭化するのみで引火せず、酸素の供給をストップさせ、火が燃え広がるのを防ぎます。

セルロースファイバーグラスウールウレタンフォーム

1996年12月の天然資源保護協議会( Natural Resources Defence Council, NRDC)は、報告書において”セルロース断熱材中のホウ酸の難燃効果が減少するには300年以上かかる”と述べています。

⑤防虫・防カビ性能

外注断熱材:セルロースファイバーの特筆すべき特徴は、高い防虫効果です。 これはInCide PCセルロースファイバーのみの特徴で、米国では害虫駆除断熱材として登録および認可を受けている唯一の断熱材です。 日本でもホウ酸団子がゴキブリ駆除に有効であることは広く知られていますが、 InCide PCセルロースファイバーは害虫駆除試験において、99.7%ものゴキブリ 駆除という高い結果数値にて証明を得ています。その他のアリやシロアリにも 同様の効果があります。

セルロースファイバーはカビを防ぎます。ここ数十年で、建築科学や建築技術は変化してきています。建築家や建築主は高気密にすることに努力してきました。これは、現在の家屋がカビに対して有効になっているといえるでしょうか。”NO”です。カビの胞子はとても小さく、たえず至る所に存在します。屋内、屋外、新築だろうとなかろうと、カビはあらゆる建築物の中で非常によく見られるもので、条件さえ整えばどこにでも発生します。幸いなことは、ほとんどのカビは人体やペットには害がないことですが、建築物にはダメージを与えます。木製建築部材はその菌により、腐朽されていきます。InCide PCセルロースファイバーは、ボロン#10(Boron #10)という、独自に開発したホウ酸化合物を23%含んでいます。このボロン#10により、防虫や防カビ、さらに防火に高い効果を発揮します。 23%と聞くと、とても高い含有率だと感じるかもしれません。

⑥高い安全性

セルロースファイバーは、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心してお使い いただけます。InCide PC セルロースファイバーは、多くの虫の駆除には大変効果的ですが、その毒性は、一般の食卓塩の6倍も安全と評価されています。

セルロースファイバーは、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心してお使い
いただけます。

⑦優れた耐久性

InCide PC セルロースファイバーは、その性能が50年以上保持されることが証明されています。

⑧高品質

InCide PC セルロースファイバーは、米国消費者製品安全委員会(CPSC)、米国材料試験協会 (ASTM)、米国セルロース断熱構造者協会(CIMA)、米国連邦仕様書HHI-515の安全基準を兼ね備えています。

また、InCide PC セルロースファイバーは、米国環境保護庁(EPA)や、殺虫剤・殺菌剤・殺鼠材法(FIFRA)の必要条件にも適合しています。 これほどの厳しい品質制御基準を兼ね備えた断熱材は、唯一InCide PC セルロースファイバーのみです。

リード・アーキテクトが使用するセルロースファイバーは、「InCide PCセルロースファイバー」というアメリカ国内の新聞古紙(市場未出荷品)から作られる断熱材です。リサイクル紙からつくられていますので、他の断熱材に比べて40%ものエネルギー消費を節約します。 現在、住宅に使用されている断熱材は様々なものがありますが、そのほとんどが科学物質で作られたものです。 これに対し、InCide PCセルロースファイバーは、ホルムアルデヒド、アスベスト、グラスファイバーを一切含みません。 また、独自の防火処理によって難燃性を実現しています。(*アンモニアは一切使用していません。)

⑨地球の将来を考えた、エコな素材

これからの住宅資材は、地球環境に優しくなくてはなりません。断熱材:セルロースファイバーは出荷前の新聞古紙をリサイクルしたもの。製造過程でも、一般的な内断熱材であるグラスウールを製造するよりも格段に少ないエネルギーで製造することができます。

セルロースファイバーは、地球の将来を考えた、エコロジーな断熱材なのです。また、アメリカでの断熱材におけるセルロースファイバーのシェアは、グラスウールを抜いて普及率トップとなっています。

日本の住宅の断熱材の多くは、グラスウールが採用されています。

価格が安く、施工が簡単という理由で、日本の住宅の多くで採用されているのが、「グラスウール」です。現在、日本の住宅に使用する断熱材はグラスウールが7割を占めております。大手ハウスメーカーが圧倒的にグラスウールを使用しており、残り2割がロックウール・発砲ウレタン系の断熱、そして自然素材のセルロースファイバーとなります。

グラスウールはその90%以上が、ガラス繊維でできています。ガラスのコップに冷たい水を注いだ時を思い浮かべてください。結露が起こりやすいことが安易に想像できるかと思います。そして、結露が発生することで、カビが非常に発生しやすい環境になります。
弊社はこれまでに約1万件以上のリフォーム工事を請け負ってまいりましたが、住宅の解体現場にて内部結露でグラスウールが真っ黒にカビてしまっている現象を数多く見てきました。